こんにちは、株式会社Star Painterスターペインターです。
屋根塗装工事を遮熱塗料のサーモアイsiで行いました。
siとはシリコン樹脂になります。
サーモアイはウレタン樹脂になります。
遮熱塗料は
遮熱塗料のもたらす効果の一つは「建物を暑さから守る」ことです。
遮熱塗料を屋根や外壁に塗ることで、塗布面の表面温度上昇が抑制された結果、室内の温度上昇が抑えられます。
夏場、建物は「陽射し強い→屋根や外壁が熱くなる→熱が伝わる→」という流れで暑くなります。
遮熱塗料は、このうち、①→②を何とかしようとして開発されました。
日差しそのものを反射してしまうことで、熱の発生自体を防ごうというのが遮熱塗料の狙いなのです。
塗料メーカー各社や環境省が行っている、遮熱塗料による施工面の表面温度、室温の上昇抑制効果に関する実験データによると、屋根の表面温度は8度〜10度下がり、室内温度は2度〜3度下がるという結果がでています。
ただし、確かに温度の上昇は抑制されるものの、遮熱効果による体感温度の変化は、「誰でも違いがはっきりとわかる」レベルの落差ではありません。
そのため、実際に検討する際には、「確かに言われてみると涼しくなっているかも知れない」という程度の変化だと考えるのが良いでしょう。
遮熱塗料のもたらす効果の二つ目は、「節電&エコ」に繋がることです。
暑い夏場に冷房はつきものですが、遮熱塗料は、一つ目の遮熱効果である室温の上昇抑制効果によって、冷房を節約する効果を発揮します。
太陽光をはね返す
↓
室温の上昇2~3℃抑制
↓
冷房の設定温度2~3℃抑制
↓
10%~20%程度の節電
↓
電力生産に伴うCO2排出量の削減
実は、夏の日中(14時頃)に一般家庭で消費する電力のうち、テレビや冷蔵庫よりも多く、大きな割合(58%)を占めるのがエアコンだと言われています。
そして、この電力消費に伴い、電気代がかかるだけでなく、石炭等の火力発電によって消費相当量のCO2が排出されています。
つまり、遮熱塗料が室温の上昇を抑えることで、冷房を使いすぎなくなり、間接的にCO2も減る、というのが2つ目の遮熱効果なのです。
上述のように、遮熱塗料には、10%~20%程度の節電効果があると考えられます。
その根拠として、次の2つのエビデンスが挙げられます。
冷房の設定温度を1℃上げると約10%の節電(エアコンメーカーのダイキン)
暖房の設定温度を2℃下げると約7%の節電(経済産業省)
これは、電気代に換算すると、おおよそ1,000~2,000円/月、3,000~6,000円/年くらいの効果だと見積もることができるでしょう。
(基本的な電気代がご家庭によって実に様々なので、あくまで延べ床面積30坪程度の一般住宅を想定しています)
ただし、温度上昇抑制効果と同じく、節電&エコ効果についても、「期待できそうだが、期待しすぎは良くない」程度に考えておくのが良さそうです。
遮熱塗料のもたらす効果の3つ目は、「建材の熱損傷を防ぐ」ことです。
屋根や外壁などの建材は、熱の作用を受けることで劣化が進み、耐用年数が短くなることがあると言われています。
(科学的な正式名称ではありませんが、ここでは便宜上、「熱損傷」と呼ぶことにします)
遮熱塗料は、表面温度の上昇を抑制する効果によって、熱の作用を軽減します。
その結果、熱損傷による建材へのダメージを減らすことができるのです。
太陽光をはね返す
↓
建材の表面温度の上昇8~10℃抑制
↓
熱による劣化作用の軽減
↓
耐用年数の伸長
ここで、注意していただきたいのですが、屋根材や外壁材は、湿度や風雨や高度など、他の様々な条件と合わさって、長期的に、徐々に劣化していくものです。
そのため、熱損傷の防止効果はあるものの、「遮熱塗料を塗ったら確実に劣化がマシになる」とは言い切れません。
あくまで、大切な建物を守っていくための手段の一つとして、検討するようにしましょう。
株式会社Star Painter(スターペインター)はさいたま市岩槻区を拠点に外壁塗装、屋根塗装、内装塗装、家具塗装、吹付塗装、特殊塗装、遮熱塗装、断熱塗装、ジョリパット、浴室塗装、ユニットバス塗装、防水工事、コーキング、下地工事、クロス、壁紙、タイルカーペット、などを承っております。各種御用命は株式会社Star Painterまで。
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